▼30秒でわかる本記事のまとめ
- 工場が暑くなる原因=屋根と外壁から入る日射熱と、機械の発熱がこもること
- 令和7年6月から、職場の熱中症対策は事業者の義務(体制整備・手順作成・関係者への周知の3つ)
- 熱を入れない対策=初期費用はかかるが効果が長く続き、空調の効きも上がる
- 屋根と外壁の遮熱・断熱塗装=夏場の平均温度が2〜6度下がる(下がり幅は建物により変動)
- 長野県で工場の暑さ対策をご検討の方は、中沢塗装まで無料でご相談ください
▼こんなお悩みはありませんか
夏になるたび現場から「暑い」と声が上がるものの、何から手をつけるべきか決めきれずにいませんか。
次のような不安は、この記事で解消できます。
- スポットクーラーを増やしても効き目が薄く、次の一手が分からない
- 対策の種類が多く、どれが自社の工場に合うのか判断できない
- 社内の稟議(予算取り)に使える判断材料が欲しい
株式会社中沢塗装は、長野県で50年以上にわたり工場・倉庫・アパート・マンションなど大規模施設の塗装を専門としてきた会社です。
施工件数は10,000件を超え、長野県唯一の断熱塗料「GAINA」認定施工店でもあります。
すべての工事を自社職人による「自社責任施工」で行なうため、中間マージンは発生しません。
見積り・現地調査は無料です。
強引な営業は一切しておりませんので、お気軽にご相談ください。
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TEL:026-247-5533(受付時間:平日9:00〜18:00)
※本記事は、株式会社中沢塗装 代表取締役 中沢英俊が監修のもと制作しております。
また、当サイトのコンテンツはコンテンツ制作・編集ポリシーに沿って制作されています。
職場の熱中症対策は事業者の義務になっている
暑さ対策を後回しにできない理由が、法令の面からも増えています。
令和7年6月から義務づけられた3つのこと
令和7年(2025年)6月1日に改正労働安全衛生規則が施行され、職場の熱中症対策が事業者の義務になりました。
対象になるのは、WBGT(暑さ指数)28度または気温31度以上の作業場で行われる作業です。
継続して1時間以上、または1日あたり4時間を超えることが見込まれる場合が該当します。
厚生労働省は、義務づけられた内容を「体制整備」「手順作成」「関係者への周知」の3つに整理しています。
- 体制整備:熱中症の自覚症状がある作業者と、熱中症のおそれがある作業者を見つけた人が、その旨を報告できる体制(連絡先・担当者)を事業場ごとにあらかじめ定めること
- 手順作成:作業からの離脱、身体の冷却、必要に応じた医師の診察、緊急連絡網や搬送先の把握など、症状の悪化を防ぐ措置の内容と実施手順をあらかじめ定めること
- 関係者への周知:定めた体制と手順を、関係する作業者へ周知すること
ここで押さえておきたいのは、暑さ対策の設備投資そのものが義務になったわけではないという点です。
義務づけられたのは、体調不良者が出たときに備える体制と手順、そしてその周知の3つです。裏を返せば、現場の暑さそのものを下げる取り組みは、各社の判断に委ねられています。
令和8年4月から高年齢者への配慮も努力義務になった
令和8年(2026年)4月1日には、改正労働安全衛生法(令和7年法律第33号による改正)が施行されました。
事業者は高年齢者の特性に配慮し、労働災害を防ぐために必要な措置を講じるよう努めることになりました(労働安全衛生法第62条の2第1項)。具体的には、高年齢者の特性に配慮した作業環境の改善や、作業の管理などが挙げられます。
講ずべき措置の中身は、同条第2項に基づいて令和8年2月10日に公示された「高年齢者の労働災害防止のための指針」に示されています。この指針は令和8年4月1日から適用され、それまで運用されてきた「エイジフレンドリーガイドライン」に代わるものです。
この努力義務は暑さ対策に限ったものではなく、転倒や腰痛の防止なども含む幅広い内容です。ただし体温を調節する機能は年齢とともに下がるため、暑熱環境への配慮もその一つに位置づけられます。
高年齢の従業員が多い工場ほど、作業環境そのものを見直す必要性は高まっています。
とはいえ、報告体制を整えるだけでは現場の暑さは変わりません。
工場が暑くなる原因は屋根と外壁から入る熱

工場の暑さは、屋根と外壁から入ってくる熱の影響を強く受けます。
機械の発熱も無視できませんが、屋根の面積が広い工場では、外から入る熱の影響が大きくなります。
まずは、工場に熱がたまる仕組みを2つに分けて整理しましょう。
屋根と外壁が受けた日射熱が室内にこもる
夏の日中、工場の屋根は直射日光を受け続けて高温になります。
工場や倉庫の屋根材は、折板屋根や波型スレートであることがほとんどです。
特に金属屋根は熱を吸収しやすく、真夏の昼間には表面温度が大きく上がります。
熱を吸った屋根材は、その熱を建物の内側へ放ちます。
天井付近にたまった熱が室内の上部から下りてくるため、床に近い作業場所まで暑さが広がる状態です。
屋根の面積が広い工場ほど、外から入る熱の量は大きくなります。
機械の発熱と換気不足が熱を逃がしにくくする
製造ラインの機械やコンプレッサーも、稼働中は熱を出す発生源です。
外から入る熱に機械の発熱が重なると、室内の温度はさらに上がります。
そこへ換気が追いつかない状態が加わると、熱の逃げ場がなくなり、朝より夕方のほうが暑いという状態になりがちです。
工場の暑さ対策は3種類に分かれる
工場の暑さ対策は数多くありますが、「何を冷やすか」で3種類に分けると判断しやすくなります。
対策1. 人を直接冷やす
作業者の身体を直接冷やし、体温の上昇を抑える方法です。法令が求める体制づくりと合わせて、最初に着手しやすい領域になります。
- ファン付き作業服(空調服):服の内側に風を送り、汗の気化を促す
- 冷却ベスト・ネッククーラー:保冷剤で首筋や体幹を冷やす
- 休憩所の設置:空調の効いた部屋やミストのある日陰で身体を冷ます
- WBGT計(暑さ指数計)の設置:作業場の暑さを数値で把握する
- 作業時間帯の見直し:気温が上がる午後を避け、朝方に重い作業を寄せる
初期費用が小さく、その日から効果が出る点がメリットです。
一方で、消耗品の買い替えや人員配置の調整が毎年続くという弱点があります。
作業環境そのものは変わらないため、猛暑日には対応しきれない場面も出てきます。
対策2. 入った熱を冷やす・逃がす
室内にこもった熱を、機器の力で下げたり外へ出したりする方法です。
- スポットクーラー:作業者の周囲だけを狙って冷やす
- 大型送風機・シーリングファン:空気を動かして涼しく感じられるようにする
- 換気設備(屋根換気扇・排熱ファン):たまった熱気を屋外へ出す
導入した日から効果が出るので、今年の夏をしのぐ手段になります。
一方で、動かしているあいだは電気代という運用コストがかかり続けます。
外から入る熱の量そのものは変わらないため、猛暑日には能力が追いつかない場面も出てきやすい点が弱点です。
対策3. 入ってくる熱そのものを減らす
屋根や外壁の側で、建物に入る熱の量を減らす方法です。
- 遮熱・断熱塗装:屋根や外壁に塗り、太陽の熱を反射する
- 断熱材の追加:屋根裏や壁の内側に入れ、熱の伝わりを抑える
- 遮熱シート:屋根の上や内側に張り、放射される熱を遮る
- 屋根散水:屋根に水をまき、気化熱で表面温度を下げる
一度施工すれば効果が続き、機器のように毎月の電気代がかかりません。
いま使っている空調や換気設備の効きも上がるため、他の対策と組み合わせると相乗効果を見込めます。
その代わり、工事という形をとるため、導入までに現地調査と見積りの時間が必要です。
工場の暑さ対策で効果が続くのは遮熱・断熱塗装

熱を入れない対策のなかで、既存の建物にも取り入れやすいのが屋根と外壁の遮熱・断熱塗装です。
遮熱塗装とは、室温を下げるのではなく、上がりにくくする工事です。
太陽の熱が建物に入る量を減らし、室温の上がり方をやわらげる役割で、工場のように屋根の面積が広い建物では効果が建物全体に及びやすくなります。
太陽の熱を反射して室温の上昇を抑える
遮熱塗装は、屋根や外壁に専用の塗料を塗り、日射熱を反射させて建物に熱が入るのを抑える工事です。
中沢塗装が扱う断熱塗料「GAINA」は、太陽光の近赤外線を反射します。
さらに、吸収した熱を遠赤外線として外へ放出します。
GAINAは、JAXAの技術を民間に転用する「JAXA COSMODE PROJECT」のロゴマーク付与第1号商品です。
屋根や外壁に遮熱・断熱塗料として使うことで、夏場の平均温度を2〜6度ほど下げられます。
室温が35度を超える工場なら、2度下がるだけでも体感は変わるでしょう。
なお、下がり幅は建物の構造・屋根材・立地によって変わります。自社の建物でどの程度の効果が見込めるかは、現地調査のうえでお伝えできます。
遮熱塗装の仕組みや効果については、こちらのページで詳しく紹介しています。
いま使っている空調が効きやすくなる
建物に入る熱が減ると、空調が冷やすべき熱の量そのものが小さくなります。
同じ設定温度でも室温が下がりやすくなり、稼働にかかる負荷が軽くなるのはそのためです。
中沢塗装には、年間250万円の経費削減につながった実績があります。
設備を入れ替えずに光熱費の側から効かせられる点が、稟議を通しやすい理由です。
下地処理の質が効果の持続を左右する
遮熱塗料は、塗った直後の性能だけで選ぶものではありません。
塗膜が長くもつかどうかは、下地をどこまで整えたかにも影響されます。
工場や倉庫に多い折板屋根や波型スレートは、ボルトで固定されている箇所からサビが進みやすい構造です。
ここの処理を簡略化すると、数年でサビが塗膜を押し上げ、遮熱効果も一緒に失われます。
サビをどこまで落とすかが見積書に明記されているかを、確認しておきましょう。
操業を止めずに進める工程の組み方
屋根や外壁の塗装は、建物の外側で行なう工事です。
そのため、室内の生産ラインへの影響を抑えやすい工事といえます。
操業を続けながら進める場合、工程には次のような組み方があります。
- 屋根から先に着工し、生産への影響が小さい面を優先して進める
- 搬出入口や動線を避けて足場を組み、トラックの出入りを止めない
- 臭気の少ない水性塗料を選び、窓を開ける作業場でも影響を抑える
ただし建物の構造・稼働時間・繁忙期によって進め方は変わります。
中沢塗装では、現地調査のうえで操業への影響を抑える工程をご提案しています。
工場を止められないという理由で対策を見送っている場合は、まず工程の組み方から相談してみてください。
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工場の暑さ対策は総額より見積書の中身で判断する
暑さ対策の費用は、対策の種類と建物の状態によって幅が出ます。
一律の坪単価で見立てると、実際の規模とかけ離れた予算になりかねません。金額そのものより、何にいくらかかる構造なのかを押さえておくほうが判断しやすくなります。
遮熱塗装の見積りは4つの項目で構成される
遮熱塗装の見積書は、おおむね次の4項目に分かれます。
- 足場費用:建物の高さと周囲の状況で決まる。工場は面積が広いため、総額に占める割合が大きくなりやすい
- 高圧洗浄・下地処理:サビや割れの程度で工数が変わる。折板屋根では、サビやすいボルト部分の処理も含まれる
- 塗料と塗装の手間:塗る面積と塗料の種類で決まる
- 付帯部の塗装:雨樋・シャッター・換気フード・鉄骨階段など、屋根と外壁以外の部分
同じ延べ床面積の工場でも、屋根の形や劣化の進み方で工事の数量は変わります。
特に折板屋根の場合、山と谷があるぶん、実際の塗装面積は平面の面積より増えます。見積書の数量が延べ床面積と一致しない場合は、何を根拠に算出した数量なのかを確認してみてください。
相見積もりのときに確認したい3つの項目
複数社から見積りを取ると、総額に差が出ることがあります。金額だけを比べる前に、次の3点をそろえて見比べてください。
- 数量の根拠:塗装面積が実測なのか、延べ床面積からの概算なのか
- 下地処理の程度:どこまでサビを落とすかが明記されているか。
- 付帯部が含まれているか:見積りから外れていると、着工後に追加費用として発生します
総額が安く見える見積りは、この3点のどれかが省かれていることがあります。
工場の外壁塗装の塗料選びや時期の考え方は、こちらのページで解説しています。
光熱費の削減分を含めた回収年数で判断する
暑さ対策を工事費だけで比べると、判断を誤りやすくなります。
遮熱塗装は空調の光熱費を下げるため、工事費から削減分を差し引くと、実質の負担額は見積書の金額より小さくなります。
判断に使えるのは、次の考え方です。
| 施工費 ÷ 年間の光熱費削減額 = 初期費用の回収年数 |
この年数が、塗膜のもつ期間より短ければ、工事費は光熱費から回収できる計算になります。
中沢塗装では、光熱費削減シミュレーションを無料でお出ししています。
自社の建物での削減見込みと回収年数が数字で出ていれば、稟議で説明する材料としてそのまま使えます。
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工場の暑さ対策を任せる業者選びで見るべき3つのポイント
暑さ対策では、選ぶ手段よりも「誰に相談するか」が結果を左右しがちです。
自社の建物に合わない手段を勧められると、費用をかけても現場の暑さが変わらないという結果になりかねません。
依頼先を選ぶときは、次の3点を確認してみてください。
ポイント1. 屋根の上まで見てから提案してくれるか
電話やメールのやりとりだけで工事内容を決めようとする会社には、気を付けてください。
工場の暑さは、屋根の素材・形状・向き・周囲の建物によって原因の比重が変わります。
ただし工場の屋根は面積が広く、高さもあるため、実際には隅々まで確認しないまま見積りが出てくることがあります。
中沢塗装では、現地調査と仕上げの確認にドローンによる空撮を用いています。人が上がりにくい屋根でも、劣化の状態を画像で確認したうえで提案できます。
自社の扱う商品を先に決めてから建物を見る会社と、建物を見てから手段を選ぶ会社では、提案の中身が変わります。
ポイント2. 操業を止めない工程を組めるか
工場にとって、生産を止める時間はそのまま損失です。
大規模施設の施工経験がある会社は、稼働時間・搬出入・繁忙期を踏まえた工程を組み立てられます。
問い合わせの段階で、操業しながらの工事に対応できるかを確認しておけば、生産計画への影響を早い段階で見通せます。
中沢塗装は大規模施設の施工を50年以上続けており、稼働中の工場にも対応しています。
ポイント3. 施工後の効果を数字で示せるか
「涼しくなります」という説明だけでは、社内の説明材料になりません。
施工前後の室温や、光熱費の削減見込みを数字で示せる会社であれば、稟議の判断材料がそろいます。
シミュレーションや測定の実績があるかどうかは、遠慮なく聞いて構いません。
\どの対策が合うか分からないときは、現地調査からご相談ください/
工場の暑さ対策に関するよくある質問
Q1. 遮熱塗装をすればエアコンは不要になりますか
エアコンは引き続き必要です。
遮熱塗装は室内を直接冷やす工事ではなく、建物に入る熱を減らして室温の上昇を抑える工事だからです。冷やす役割は空調が担い、その空調が冷やすべき熱の量を減らすのが遮熱塗装、という分担になります。
空調や送風機と組み合わせることで、機器が効きやすい環境をつくるという位置づけです。
Q2. 冬は逆に寒くなりませんか
中沢塗装が扱う「GAINA」は、遮熱と断熱の両方の性能をもつ塗料です。
夏は太陽の熱を反射し、冬は室内の熱が外へ逃げるのを抑える働きがあります。遮熱の機能だけをもつ塗料とは、この点が異なります。
Q3. 効果はどのくらい続きますか
塗り替えの目安は15年前後です。
一般的な外壁塗料が10年前後といわれるなかで、GAINAは特殊セラミックを含むぶん塗膜が長く持ちます。ただし塗膜の状態は、屋根材の種類・立地・気候の影響を受けて変わります。
中沢塗装では工事が終わったあとも定期点検やご相談に対応し、状態を確認しながら次の塗り替え時期をご案内しています。
まとめ|工場の暑さ対策は優先順位を決める
工場の暑さ対策は、人を冷やす対策・入った熱を冷やす対策・熱そのものを入れない対策の3種類に分かれます。
空調服やスポットクーラーはすぐに対策できる一方で、消耗品費や電気代は使い続けるかぎり続く費用です。
屋根と外壁の遮熱・断熱塗装は、建物に入る熱の量を減らすため、効果が長く続き、いま使っている空調も効きやすくなります。
暑さ対策は「あれば良いもの」から「計画して備えるもの」に位置づけが変わっています。
まずは自社の工場のどこから熱が入っているかを確認するところから始めてみてください。
長野で工場の暑さ対策をご検討なら中沢塗装にご相談ください

株式会社中沢塗装は、長野県で50年以上にわたり工場・倉庫・アパート・マンションなどの大規模塗装を専門としてきた外壁塗装専門店です。
自社責任施工による適正価格と、国家資格者による高品質な施工体制を強みとしています。
また、長野県で唯一の断熱塗料GAINA認定施工店として、塗装による省エネ効果のシミュレーションもご提示可能です。
「まずは見積りだけ」「状態確認だけ」でも歓迎です。
強引な営業は一切しておりませんので、お気軽にお問い合わせください。
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※本記事は、大規模塗装専門の株式会社中沢塗装代表取締役・中沢英俊(創業50年超・施工件数10,000件以上・長野県唯一のGAINA認定施工店)が監修のもと制作しています。